「バリツアー」Chapter.8

今日は2月28日(火曜日)雨のち晴れ。
段々小学生の「夏休みの絵日記」みたいになって来ましたが
昨夜バリ島の辺境地から移動し賑やかな「クタ」へ、今回も「リサタバリ」に宿泊。
夜明けと共に散歩がてら波チェックに・・・。
昨日のガイドさんの予想は、残念ながらハズレ西風ビュウビュウでした。なので朝食後東側の「スランガン」へ

思いの外妻が長く入っていたので、サーフィンの写真は無しゴレン。
いつものカレントも無く、ときおりやって来るセットは頭位で楽しめました!

ディナーはこちらでスタミナ補給の為ビーフステーキ。
バリへ来てからこれまで、サーファー以外の日本人を見かけない。
最初は辺境の地にいるからかなと思っていましたが、クタの街中でもまだ遭遇していません。
こちらのレストランも満員でしたが、日本人は我々のみ。
まあサヌールやヌサドゥア辺りの、高級ホテルでお食事中かもですが・・・。
コロナ前までは中国人の団体が多かったけど、今回はインド人の団体さんが目立ちます。
今もロビーの隣のラウンジで大カラオケ大会開催中♫
因みに成田を飛び立ってから「マスク」をしている人は、ZEROといって良い程で
コロナが終わっていないのは、やはり日本だけの様です・・・。
「サメ騒動」から始まり、何もかも管理された日本と
自己責任の上に成り立つ自由な社会、なんて事を深く考えさせられた夜でした・・・。

 

(続く・・・。)

「バリツアー」Chapter7.

今日は2月27日(月曜日)
くだんの「シャークアタック」が発覚してから、朝飯前のサーフィンは自粛して
とりあえず波を見ながら、その日の予定を考えていますが
佐藤君はラストDAYなので迷わずGo!
波的にはサイズもクオリティーも申し分ないけど、ロートル夫婦は明日からの後半戦に備えて
休養と充電という事で、本日は「NoSurf」としました。
私はマッサージに、妻は佐藤君のビデオ撮影。

この波に僅か4〜5人でした・・・。
その後、荷物をまとめてチェックアウト。
今迄5回ほどこのビーチフロントに滞在して、混雑知らずの自由気ままなサーフィンを楽しんで来ましたが、正直次はどうしようかな・・・。
と思うほど、今回の件は衝撃的でした。
あの写真からは、分かりづらいですが
噛まれた方が足を強引に引くか、サメが首を一捻りしたら足首から下が
半分無くなっていたのではと、いうくらいの怪我でした。
何が驚いたって、ソレを写メして見せながら治ったらまた
ここで海に入るというそのメンタル。
ホテルのスタッフを始め周辺の店舗の方々は、人が来なくなると困るから黙っている。
日本の感覚だと「昨日サメに噛まれた方が居ますのでお気をつけ下さい」とか有りそうだけど
恐らく死亡事故が起きても、行政も含め何らアクションは起こさないだろうな。
これが「自己責任の上に成り立つ社会」と分からされました。
まあ次回まで時間が有るので、良く考えます。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」となってまた行くんだろうな・・・。

後半の滞在先ホテル近くのクタの名店にて最後の晩餐。
因みに着いた時もここで晩飯だったので、まるでデジャブの様でした・・・。
佐藤君とはここでお別れ、今回もお疲れさまでした!また色々有り難うございました!
彼は普段は千葉北エリアをホームとしているので、店のイベントやボードのオーダー、
引取の時位しか会わず、ましてや一緒にサーフィンするのは
タイミングが合えば台風の時の内房位。
しかも歳もかなり離れていて、同じ時代を生き抜いた同世代でも無いのに
こうして旅を楽しむ事が出来るのは、純粋に「サーフィンが大好き」という共通点だけに
支えられているのかなあ等と考えさせられました・・・。

ガイドさんから明日は風が弱そうなので「エアポートリーフ」周辺で出来るかも
との電話が有り、期待に胸を膨らませながら寝るとします。

(続く・・・。)

「バリツアー」Chapter 6.

バリに着いて6日目(26日日曜日)の朝を迎えておりますが「シャークアタック」の一報が
世界を駆け巡っているのか、9時になっても人っ子一人居ません・・・。
朝食の時に佐藤君に恐る恐る「今日はどうするの?」と聞いてみたら
「もう少し待って、まとまって来たら入ろうかな」と即答。
俺達はバイクを借りて隣村の「カトゥ」夫妻の所迄、暇つぶしに行くけど・・・。
「じゃあそれにします」とこちらも即答。
私の場合個人の考えを常々尊重し、無理強いをしないのが生活信条。
最近はこの様に「私はこうするけど」というのを付け加える事を覚えたけど
以前は「アッそうじゃあ今日は別行動で」というパターンが多かったので
後から「だったら誘ってよ〜」と幾度となく嫌われました・・・。
「波が良かったらやろうよと」最低限の海支度でいざ出発!

クタからバイクで通った40年前を懐かしみながら
途中のビュースポットに寄ったり、ガソリンを入れたり1時間弱で目的地に到着。


ノーアポイントで訪れましたが、海へ向か道でバッタリ遭遇。
「これから潮の上げ込みで良くなるので、丁度良い時に来ましたヨ」との事。
折角なので「レンタルボード屋」さんを紹介してもらい
サーフィンをする事に、佐藤君にとっては「バージンウエーブ」
私と妻は6年振りかな・・・。

妻は9`2位の重たいシングルフィン。この人は別段サーフィンが上手い訳では無いけど
順応性だけは認めるなあ〜
バキバキのショートは別にして「スポンジボード」も「モールド系」でも
長さを問わずそれなりに乗りこなす。
「サーフィンとはターンの連続で有る」という観点に基づくと
手前味噌を承知で断言しますが、ターンの基本が出来ているから
何でも乗れるのだと思う。
「ボードは動かすものじゃなく」「正しくレールを入れれば勝手に曲がってくれる」
OGM理論そのもの。
皆さん(カスタマー)正しくレールを入れて、カッコ良いターンを心がけましょう。

私は見るからに黄ばんで重そうな6`6のトライ。(フィンは普通のプラスチック)
テールデッキパッドも無く、どうなる事やらと思いましたが
まあそれなりに楽しめました。

佐藤君は別のピークのはるかアウトサイドに、陣取って居たので
残念ながら写真は有りませんが、何本もロングライドしていました
因みにこれらの写真や動画は。
ローカルの方がビジネスとして撮っているので
「社長、社長、写真有るよ」と言われたら、快く購入しましょう。

腹ごしらえはこちらのホテルのレストランにて、このホテルのオーナー(私の右)は
私と妻が30年近く前に、このビーチに来た事をちゃんと覚えてました。
当時は自分はまだ子供で「ローカルサーファーも居なかったヨ〜」と
上手な日本語で語り始め、しばし昔話に花を咲かせました・・・。


折角なので帰る前に「カトゥ」邸を見せてもらう事に。
その豪邸はビーチからちょっと奥まった所に、ひっそりとたたずんでいました。

屋上からは豊かな田園風景や海が一望・・・。

いよいよ佐藤君は明日がバリラストナイトですが、ロートル夫婦の旅はもう少し続きます。

「バリツアー」Chapter5.

本日は25日(土)ですが、昨日のサイズダウンから一転して、また盛り返してきました!


「似た者夫婦テイクオフ編」

あんまり似てないか。

なんて能天気にサーフィンを満喫していたら
佐藤君の隣の部屋に長期滞在中のオージーが、一昨日(23日)足を怪我して病院に搬送され
入院して帰って来た様なので事情を聞いたら
「シャークアタック」に遭い、全治一ヶ月の大怪我との事。
妻が血だらけになって上がって来たのを見たので、フロントのお姉ちゃんに聞いたら
フィンで切ったらしいと「サメ」の「サ」の字も出なかったそうです。
正確には「シャーク」の「シャ」の字ですが。
どおりで毎日空いている訳です。
三年前は最終日に目撃したので、その時は影響は有りませんでしたが
まあ何も知らされずに、今日迄二日間海に入っていたので
同じと言えば同じですが、これを見せられちゃうとちと悩みます・・・。
因みにこの方は
「もう一年近くこのホテルに住んでいて、初めてやられた。」
「シャークバンズを付けて無い方の足を噛じられた」
「保険に加入してないから、2億ルピー(200万円位)払ったと御立腹でした。
相手は英語なので半分想像ですが・・・。

今日は風の吹く前にと、午前中に2ラウンド終わらせたので良いとして
さて明日からどうすんべ・・・。

因みに佐藤君はこの後、3ラウンド目に行きましたが・・・。

 

(続く・・・。)

「バリツアー」Chapter4.

今日は2月25日(土)ですが、まずは昨日の午後からの話。
(因みにサーフィンの話題は有りません)
朝イチ後僅か三日目にして、老体が悲鳴を上げ始めたので
オイルマッサージ90分コースを予約、日本だと安くても8,000〜10,000円位かな
それがおよそ2,000円程度。
マッサージが終わり、さて2ラウンド目かなと海をチェツクすると
思いの外オンショアが強まっていたので、ロートル夫婦はサーフィンはせずに
周辺をJalanJalan(散歩)する事に、日程の短い佐藤君は勿論パドルアウト。

道すがら子供達と遊んだりしながら

幹線道路の角に有るマーケットでUターン。

昭和チックな駄菓子屋を見つけて、懐かしさの余り喉を潤す「ぽんこつオヤジ」
ちょっと油断していたら撮られていました。
今回は連日涼しくて、全然日焼けしていません。
この辺りでは「アメリカンクラッカー」がブームらしい・・・。

ディナーはホテル近くのワルンでステーキ祭り。
日本で一人5,000円、ハワイだと20,000円!?
ここはビール飲んでも2,000円程度。
我が家の様な低所得世帯には、有り難い限りです・・・。

(続く・・・。)
次回は衝撃的な話題をお届けします。

ページトップへ戻る