「バリツアー」Chapter 6.

バリに着いて6日目(26日日曜日)の朝を迎えておりますが「シャークアタック」の一報が
世界を駆け巡っているのか、9時になっても人っ子一人居ません・・・。
朝食の時に佐藤君に恐る恐る「今日はどうするの?」と聞いてみたら
「もう少し待って、まとまって来たら入ろうかな」と即答。
俺達はバイクを借りて隣村の「カトゥ」夫妻の所迄、暇つぶしに行くけど・・・。
「じゃあそれにします」とこちらも即答。
私の場合個人の考えを常々尊重し、無理強いをしないのが生活信条。
最近はこの様に「私はこうするけど」というのを付け加える事を覚えたけど
以前は「アッそうじゃあ今日は別行動で」というパターンが多かったので
後から「だったら誘ってよ〜」と幾度となく嫌われました・・・。
「波が良かったらやろうよと」最低限の海支度でいざ出発!

クタからバイクで通った40年前を懐かしみながら
途中のビュースポットに寄ったり、ガソリンを入れたり1時間弱で目的地に到着。


ノーアポイントで訪れましたが、海へ向か道でバッタリ遭遇。
「これから潮の上げ込みで良くなるので、丁度良い時に来ましたヨ」との事。
折角なので「レンタルボード屋」さんを紹介してもらい
サーフィンをする事に、佐藤君にとっては「バージンウエーブ」
私と妻は6年振りかな・・・。

妻は9`2位の重たいシングルフィン。この人は別段サーフィンが上手い訳では無いけど
順応性だけは認めるなあ〜
バキバキのショートは別にして「スポンジボード」も「モールド系」でも
長さを問わずそれなりに乗りこなす。
「サーフィンとはターンの連続で有る」という観点に基づくと
手前味噌を承知で断言しますが、ターンの基本が出来ているから
何でも乗れるのだと思う。
「ボードは動かすものじゃなく」「正しくレールを入れれば勝手に曲がってくれる」
OGM理論そのもの。
皆さん(カスタマー)正しくレールを入れて、カッコ良いターンを心がけましょう。

私は見るからに黄ばんで重そうな6`6のトライ。(フィンは普通のプラスチック)
テールデッキパッドも無く、どうなる事やらと思いましたが
まあそれなりに楽しめました。

佐藤君は別のピークのはるかアウトサイドに、陣取って居たので
残念ながら写真は有りませんが、何本もロングライドしていました
因みにこれらの写真や動画は。
ローカルの方がビジネスとして撮っているので
「社長、社長、写真有るよ」と言われたら、快く購入しましょう。

腹ごしらえはこちらのホテルのレストランにて、このホテルのオーナー(私の右)は
私と妻が30年近く前に、このビーチに来た事をちゃんと覚えてました。
当時は自分はまだ子供で「ローカルサーファーも居なかったヨ〜」と
上手な日本語で語り始め、しばし昔話に花を咲かせました・・・。


折角なので帰る前に「カトゥ」邸を見せてもらう事に。
その豪邸はビーチからちょっと奥まった所に、ひっそりとたたずんでいました。

屋上からは豊かな田園風景や海が一望・・・。

いよいよ佐藤君は明日がバリラストナイトですが、ロートル夫婦の旅はもう少し続きます。

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