「ポンコツおやじの闘病記」Chapter1.

話がややこしいので、変な脚色をせずに事実を整理し
時系列で羅列して行きますので、あまり面白く無いと思います・・・。

その1. 13日(火)コロナワクチン5回目をかかりつけ医にて接種。

その2. 14日(水)昼頃からいつもの発熱(まだ37度)と倦怠感で早退してゴロゴロ。
食欲は有るので、18時から寄せ鍋(写真はイメージです)を作り食べ始める。
ちなみに今宵は休肝日。独り鍋なんでアッという間に「シメの儀式」タイム。
冷や飯を入れ塩を少々煮込むこと数分、火を止め溶いた卵を・・・。
(料理系ブログじゃないので、こういうのウザいか)
18時半頃から「雑炊だかおじや」を食べ始めて、しばらくしたら急に胸が苦しくなり
ミゾオチの辺りが締め付けられる様な痛みも、食事を中断し横になりながら
「コロナワクチン接種後胸の痛み」でググってみると
「心筋炎・心膜炎」等の恐ろしいワードが・・・。
(もう夜だし面倒臭いから、明日起きてまだ治ってなかったら病院行こうと)寝る事に。

その3. 15日(木)熱は38度を越え、胸の痛みは更に強まっているので
妻の運転でかかりつけ医へ、先生が心電図を観ながら看護師さんに
「狭心症」の症状が有るので「〇〇投与」の指示が
仁丹みたいのを舌の付け根にコロリと、これがあの「ニトロ!?」
それってかなり深刻な状態なのではと、ビビリな私は意気消沈。
そのうち「奥さん呼んで〜」とか「救急車の手配」等の声が飛び交い始め
生きた心地がしなかったのは、言うまでも無い。

その4.救急車で運ばれたのは、私も何十回とお世話になっている「安房地域医療センター」
採血、点滴の針の装着、心電図、PCR検査等を済ませ「心臓カテーテル検査室へ」
そこには皆さんもよく知る「〇〇ちゃん」のマスク越しの目が
私を見下ろしているではないか、ここに勤めている事は知ってたけど
まさかここの担当とは、これから起こる事態を想像するとちと恥ずい。
羞恥心はまだ有るようだ・・・。
なすすべも無く下半身丸出しにされ「剃毛」の掛け声。
バリカンの音と共に、麻酔が効いたフリをしたのは、言うまでも無い。

結論から言うと、血管には細い箇所や詰まりも無く、血管の痙攣が有るかも程度で
今日は安静にして明日退院ですねと、まずは妻と一安心。
して夕飯の時間になり、そう言えば昨日の「雑炊だかおじや」を途中まで食べて以来
何も口にしてない事を思い出し、急に食欲が「病院食」の
サッパリした味は物足らないけど、アッという間に平らげご馳走様。
ここからが本番、これがまさか「最後の晩餐」になるとは・・・。
激しい腹痛と胸の痛みで目が覚め「ナースコール」「どうしました!?」
熱を測ると38,6度で全身汗ビッショリ。それを朝まで繰り返し

その5. 
朝の検診の看護師さんに「お腹が痛いの治まらないし、熱も38度台なので今日の退院無理では?」「それは先生が決める事ですので」「それに心臓には異常が無いので」
「お腹は消化器科ですし」「じゃあもう一度診察券持って受付から受診すれば良いの?」
「はい。でもその時は退院の手続きが済んでからにして下さい」
私は半分冗談で言ったつもりが、まさかの回答にブチギレ。
「あのさあ〜こんなに痛くてのたうち回っているのに、院内で調整すれば出来ないの!?」
押し問答の末、気が付いたらベッドのサイドレールを持って壁にガタガタと押しつけ
足で壁を蹴りながら、病院中に聞こえる様な大声で「この病院はな〜んもやってくんねー」
この時点で「要注意人物・モンスター患者・クレーマー」の
レテッテルを貼られたのは、言うまでも無い。
先程のクダリだけ読むと「痛え痛え言ったって、随分元気有るじゃンオッサン」
となるのは否めませんが、火事場の馬鹿力とでも申しましょうか
「怒りが痛みに勝つ」(名言だな)

実力行使が功を奏したのか(絶対そんな事は無い、ほぼ犯罪なので止めましょう)
退院を一日伸ばして、造影剤を使ったCT検査を行う運びに事態が好転。
して、検査の結果はこれまた異常無し。
その日の夜は人生最高の39度を記録、腹痛の方は昨日の朝から何も食べてないのが良いのか
若干収まり気味。(ああ〜明日退院して他の病院へさっさと行こう)と
固い決意をしたのは、言うまでも無い。

その6.
物事がうまく行かない時は「原点に帰る」のも、ひとつの解決策。
ことの発端でも有る「かかりつけ医」に行く事に、しかし今日は土曜日なので半ドン。
妻の迎えを待ってたら、退院手続きだ支払いだあで間に合わない。
ならば強行突破「妻が後で支払いに来ますので」と、色んな管を抜いてもらってから
荷物を纏めてタクシー呼んでトンズラ。(良い子の皆さんは真似しないで下さい)
一切引き止められなかったので、さぞかし手を焼いていたに違いない。
カミさんが財布を持ち帰っていたので、この時点では一文無し店の前で受け取れば
無賃乗車は免れる、店の入り口には「オガマさんご夫婦」を筆頭に
「伊藤プロ親子」がお出迎え、駐車場にはお客さんの姿もチラホラ。
やっぱり千倉は良いなあ〜
それだけで痛みが軽減された様な気がしたのは、言う迄も無い。
病院に付きカクカクシカジカ「じゃあ今日は胃薬で様子観て」
「月曜日に胃カメラやりましょう」
これだこの言葉が欲しくて、俺は罪を重ねて来てしまったのだと
小躍りしたのは、言うまでもない。

 

さてここで問題です。「言うまでも無い」のフレーズを何回使ったでしょうか(冗)。
今日はこの辺で勘弁して下さい、座りっぱなしで腰が痛いです・・・。
それにしても腹が減った16日から今日(20日)迄絶食生活継続中。
今の俺にはご馳走だぜ!

続く・・・。

| カテゴリー: 千倉な暮らし
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