「ボトムターン」の話。

たまにはサーフショップらしい話題を少々・・・。
「ボトムターン」は、ドルフィンもマスターして
乗りたい波に普通にテイクオフが出来る様になってから、次にブチ当たる壁かな!?
もしブチ当たっていないとしたら、とてつもない「天才」か
ただの「横走り屋」だと思う・・・。
つたない文章では伝わりにくいので、丁度良い(悪い)題材を見つけましたので
写真付きで解説致します。ちなみに、本人の承諾は得ています。

「BEFORE」

①から②,③の間で、ボトムターンの体制に入る為の「ボードを傾ける」=「レールを入れる動作」をしていないので
常にボードが波に対してフラットで、ボトム(ボードの裏側)が何も見えていません。
ボトムターン時は波側のレールを入れているので、本来であれば④〜⑤で陸側のサイドフィンやボードのボトムが見えていなければなりません。
そしてレールを入れ続けたタメによる反発で、⑥辺りからターンが始まりノーズがリップの方へ向きを変え始め⑦〜⑧で上がり切るはずです。

本人曰く初めてのポイント(バリ某所)で、サイズも頭位有ったので若干ビビったそうです。

「AFTER」

最初のとの違いが良く分かると思いますが、③〜④で浅目ですが、何とかターン出来てます。
私が言うのも変ですがこの時から6年が経ち、もう少し深目のターンが出来る様に上達しているのではと思います。

イメージとしてはこんな感じかな・・・。

良く「動くとか動かない」と言うワードを耳にしますが、そもそもボードは「動かすモノ」では無く「傾けるモノ」です。
出ました本日の「金言」
オガマ教授風曰く、良いボードはそれなりのポジションでちゃんと傾ければ(レールを入れる)
カーブ(アウトライン)が勝手に向きを変えてくれるとの事です。
現にオフショアが強くて前が良く見えなかったり、ホレホレのレイトテイクオフでも
無意識のうちにターンが出来、トップに上がっているなんて事まま有りますね・・・。

さてこちらは、そんなちゃんとしたボトムターンをマスターすべく
ニューボードをゲットした、ピンクおじさん事「H原」君。
しばらくは、5`7(QUAD)とMRのソフトボードは封印して、こちらで練習に励むそうです。

❐Grabモデル(マシンシェープ)EPS。

いつも口頭では「ボトムターン」のアドバイスはしていますが、特集を組んだので是非ブログを参考にして下さい。

 

こちらはベテランの「鍋田」さん。いつも有難うございます。
今回はGrabモデル(マシンシェープ)5`9(PU)
と言う事で、次はリエントリー(オフザリップやコースター)特集でもやろうかな。

そう言えば、先日ビックリ仰天な依頼が!!!
要約すると「オンラインスクール」を受講していて、コーチにパドルをしている動画を送らなければならず、撮影してくれませんか?報酬は1,000円でどうでしょう。
サーフショップって何なん!?勿論ご丁重にお断りしました・・・。

| カテゴリー: サーフィン
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