回りくどい言い方が苦手な方には、向かない話かと思いますが悪しからず・・・。
因みにタイトルの「情けは人のためならず」の意味を誤用している人が
文化庁の調査で若者を中心に45%もいるそうです・・・。
さて本題です。
私はシンガーソングライター「あいみょん」のファンで、今風に言うなら「推し」。
「マリーゴールド」を初めて聞いた時の衝撃をひと言で表すなら
「生きていて良かった、このシンガーと共に残りの人生を歩もう」
「郷愁」と「哀愁」が同時に駆け巡り、思春期の多感な頃に家の目の前の浜で
時間を忘れ日が暮れる迄、遊び呆けていた夏の情景が蘇り、涙が溢れるほどでした・・・。
その後2020年から始まったくだんの「コロナ禍」で「ステイホーム」(懐かしい)が叫ばれ
自宅でCDを聞いたり、You Tubeのライブ映像を観る度に
「生あいみょん」観たい・聴きたいとの思いが募る一方、世の中の流れは
「人が集ることは悪」的な真逆な方向へ、
仕方無くミュージシャン達は、You Tubeや無観客ライブの配信でファンとかろうじて繋がり
コンサートの予定もまったくたたない中、
なんと「あいみょん」が、コロナの感染拡大により中止にした全国ツアーを
規模を縮小して数カ所で行うと発表。
これは行くし無いとサイトにアクセスしてみると、
「三密を避けるために、横浜アリーナ(11,000人収容)を半分以下で実施」
ファンクラブに入会し先行予約をして、なおかつ抽選とハードルは高い。
一番身近で行きそうな妻に相談するも、二つ返事で断られ
数少ない友人の顔を思い浮かべても「あいみょんって誰!?」で終わる事間違い無し。
しかも申込者と同行者共(1名限定)ファンクラブ会員が条件、コロナ禍だからと思いましたが
それは今も変わらず、買い占めによる転売を防ぐ為なのかと。
んでもって出した結論が一人で行く、どうせ会場には一人か二人組しか居ないし
マスクして声援も会話も飲食も禁止じゃ、一人みたいなもんだしと、自分に言い聞かせて
初の一人コンサートへ応募、結果はジャ〜ん🎊
完全なビギナーズラック、ホクロまでは見えませんでしたが、顔はバッチリの席をゲット!
一度経験してしまえば「お一人様」も快適で、
その後「都内」や「横須賀」のライブにも出向き
迎えた2024年コロナの縛りもほぼ外れ、2月に全国ツアーのスケジュール発表が有り
夏過ぎの関東近県の会場に的をしぼり、11月10日「Kアリーナ横浜」をポチ。
後は当選発表日を首を長くして待とうとしていた矢先、一通のラインが届き開いてみると
そこには「娘(Z世代)があいみょんの大ファンで、お父さんも一緒に行こうよと誘われたので
ファンクラブに入会しました」「・・・・・エッマジ!?」
ラインでは面倒臭いので、速攻電話を「・・一部省略」「んで、どこの会場に申し込みました?」
「船橋のららアリーナ」私は「Kアリーナ横浜」日にちも違えば場所も勿論違うけど
当店のメンバーの中で「あいみょん」のライブに足を運ぶ方が居るだけで、
「あいみょん推し」を、公言していた甲斐が有ったと小躍りして喜びました。
(これでやっと中盤くらいかな)
話はこれだけでは勿論終わりません。
なんとそのお父さんが、私の申し込んだ会場にも付き合うのでポチったと連絡が
自分ファーストがはびこる世知がないこの世の中で、一人で行く私を不憫に思い
なんて心の広い優しい方だと感動・・・。
そんなおり「あいみょん対バンツアー」が発表され、最終日は「スピッツ」とコラボ。
これなら妻ももしやと思い恐る恐る聞いてみると、まだ当たった訳でも無いのに
「行く!」と、じゃあまずはファンクラブに入会して下さい。と私。
この分かりやすさ、当然お父さんも娘さんと申し込み見事当選!
我が家は落選。因みに結果的にあいみょんで外れたのは、今のところこの時だけ
やはりスピッツが出るならの不純な気持ちが、足を引っ張ったのだろうか・・・。
その後、新会員のお父さんは「スピッツとの対バン」「ららアリーナ」と
あいみょんの魅力に取り憑かれ、いよいよ私との「Kアリーナ横浜」へ
やっぱり「持っている人」は違います、取れた席はアリーナ席のど真ん中。
これがお父さんの席からステージを望んだ絵。
この場所が後に幸運をもたらすとは、この時点では知る由も無い。(↓中々のイケメン)
これは私の席で、レベル2というカテゴリーでまあまあ。
開演前の写真はこれが限度。
「リズム64」からしっとりと始まったステージも後半に入り
演者も観客もボルテージ全開になり、なんとあいみょんが花道から観客席に降りて
(もう一つ上の写真のスタッフが立っている所)
歌いながら観客とハイタッチしながら駆け回り始め、ドンドン奥へ奥へとエッそこは
お父さんの居る場所では・・・。
「満面の笑み」とはまさにこの事。
あいみょんを間近で見ただけにとどまらず、この手でハイタッチ迄したそうです。
本人曰く勝因は「ツアーTシャツを着てタオルを振り回してたから目立っのでは」と分析。
私は「悪役商会」なみのルックスで、その背丈で若者の中にいたら否応なしに目立つし
通り過ぎたら何されるか分からないから。と心の中で負け惜しみ・・・。
(これは私が購入したグッズ)
すべては私を不憫に思い、チケットを取った時点で神様が褒美をくれたと言う事。
「情けは人のためならず」
以上が、人に情けをかける事は、巡り巡って自分のためになるでした。
(計算はNG)
オマケ
ライブ後の居酒屋で自慢気に見せようとした写真。あいみょんハイタッチで吹っ飛びました。
エッ誰!?知らないって「ゴゴスマ」のレポーター「堀真奈美」さん。
芸能活動の傍らボディーボードNSA3級に、ジャッジはA級ライセンス保持者。
「FREE BIRD」の上映会でお会いしました。気さくな方で一緒に写真撮りましょうだって!
オッ今日も出てる!
平日の14時から16時じゃ「カタギの人」は観て無いかな
因みに私とT村さんは、朝の6時から夕方迄観ている情報番組がすべて一緒です・・・。