昨日は朝から冷たい北風と雨に見舞われ、おまけに千倉〜和田方面はすべてクローズアウト。
普段でも来客が少ないこの時期に、こんな日は100%誰も来ないだろうと高をくくり
店を閉めて「勝浦タンタン麺」を食べに行く事に、ひょっとして「マリブ」波有るかも・・・。
早速「信夫」に電話をしたら「ワンコール」で「Oh〜久し振り、セットで肩位しかねえど〜」「いやいや、カミさんもいるし充分充分」と私。
「松部は頭半あんど〜」「いやマリブで結構です」という事で
「信夫」が仲間と借りている、松部の目の前に有るシェアハウスで1時間後に合流。
マリブは波数が少なくセット間は長目でしたが、時折入るセットはこんな感じ・・・。
小雨の中ちょっと寒かったけど、このクオリティーで5〜6人しか居なかったので
贅沢は言えません。
上の写真は「信夫」聞けば2月に「腰椎脊柱管狭窄症」の手術をしたばかりで
3ヶ月振りの復活サーフィンとの事でしたが
全くそんなブランクを感じさせないライディングで、流石13歳からここでやっているだけの事は有りセットの良い波は逃しません。
て言うか、彼の所へピークが吸い寄せられて行く感じでした、脱帽・・・。
鴨川にある高校に通う17歳の秋のとある日に、クラスメートの「信夫」から
「今日はマリブが波良いから、早退するけど一緒にサボるか!?」
サーフィンよりも、授業をサボりたい方に引き寄せられた私は、外房線に乗り込み
自宅とは真逆の勝浦駅へ
下車後信夫の行き付けのサーフショツプで、ボードとウエットをお借りして
学生服のまま「マリブ」へ、勿論「信夫」はマイボードにマイウエットを持参。
「お前は沖に来ないで岸の方でやってろ」の一言を残して、2時間以上の放置プレイ。
当時は国道の橋脚の下でバンバン焚き火をして、暖をとりながらしばし談笑。
なんて事が許されたそんな時代でした・・・。
以前もブログで書きましたが、これが私のサーフィンデビュー。
あれからおよそ半世紀近く経っても変わらない「マリブの波」と「友情」を
噛み締めたそんな一日でした・・・。
あと、元祖勝浦担々麺「江ざわ」の辛さも。
早いもので、あれから一年か・・・。