New Boardの話

今朝は、真剣にサーフィンをしている人向けに、真面目な話を少々。
サーフショップを生業として20数年が経ちますがやっぱり一番嬉しいのが、お客さんがオーダーしたボードの調子が良くて乗り手は変わっていないのに、別人の様に素晴らしいパフォーマンスをする事。上の「粕谷」君ですが、183cmと身長が高い事から(体重は72kg)今迄は6`0~6`1に乗っていましたが、今回は思い切って「5`9」をオーダー。
以前「OGAMAさん」の、サーフクリニックを受けた時にもオガマさんから「自分でシェープしておいて言うのも何なんだけど、今はもっとアウトラインや厚みロッカーが、更に改良されているので、もっと良いサーフィンが出来るから」と、ニューボードを作る事を勧められていましたが、以外と革新的な事に踏み切るのが、苦手な性格の様でして
すぐにオーダーには踏み切れずにいましたが
昨年の全日本マスターチャンプの「2016モデル」の左をshapeimage_47_1
乗せてもらった時に
手応えを感じた様で、満を持して全く同じスペックでオーダー。
昨年青山君を優勝に導いたボードも、彼にとっては「マジックボード」でしたので
次のオーダも「全く同じモノ」を、と言うリクエストに成りがちですが
そこはオガマ教授とのミーティングにより、更に進化したモデルになった様です。
ちなみに「良く動く」と言う表現をする方がいますが、ターンもしてないのに動いてしまうのは、ペラペラなノーズがただ左右に振れているだけで「左右のレールの反発」を
ちゃんと使ったターンは出来ていません・・・。
ちなみにこのモデルは、センターの厚みは6cmで、ノーズも厚めでワイドですので

「ちゃんとしたターン」の出来ない方には「動きません」ので・・・。
粕谷君曰く「もっと早く作っていれば良かった」そうです・・・。

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| カテゴリー: サーフィン
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