「波の小さな日が続く南房総を離れてプチトリップ」

昨日は一週間のNo Surfに痺れを切らして、極小の南房総から北上する事90分。
南寄りの風の影響で少しよれてはいますが、ここ迄来て贅沢は言ってられません。
私は別段顔が広い訳でも、各サーフポイントに友人が居たりする事も有りませんが
以前から何処かへ出かけると、必ずと言って良い程知人や友人に逢う。
それは海外でも例外では無く、その話を始めると「BEACH DUSTMAN」の休憩時間が終わってしまうので、今は止めておきます。
なので「お忍び」が出来ない。
最もあのハイエースで出かけている時点でアウトですが・・・。

今回は誰に逢えるのかなと思いながら、パドルアウトすると
まずはBay Fmでお馴染みの「DJ.tuyoshi」さん、台風3号の「ソロバン」以来かな。
サーフィン終えてビーチに上がると、長身の男性が目に止まり
ひょっとしたらと近づいてみると
「さっきから乗り方が似ているなあ!?でもまさか千倉から来ないか・・・」と
コーチング中の「木下デビット」とバッタリ。
「あまりにも波が無いので、そのまさかで来たんだヨ」と
「今年もライフセーバーで千倉行きますね」と分かれて、車を停めた方に歩いてい行くと
品川ナンバーの見覚えのある車が、中を除くとお互い目が合い「アレ〜」
聞くところによると、今年まだ8回目位の海だそうで
「コソ練してから千倉に行こうと思って、誰にも合わないだろうとここに来た」
との事。
そんな話をしている間にも、ロングの元プロ選手に逢ったりで・・・。
とりあえず「比嘉さん」と昼飯を食いに行く事に。
今年のバリトリップで、同じ宿の人がサメに襲われた話や、最近の千倉事情などで
しばし歓談の後、我々はお先に失礼する事に。
ここまで来て顔を出さないのも不義理なので、隣のコンビニで菓子折りを買っていたら
NSA会員登録数日本一の「バースサーフ」の須藤店長にバッタリ。
これで何回目になるのか!?「なぜ一宮に来たのか」を説明して、こちらへアポ無し訪問。

残念ながら、康宗父ちゃんも息子の玲王君も不在でしたが
奥さんがいて、過日エルサルバドルで行われたISAの世界戦(団体)
4位入賞の「カッパーメダル」を観せて頂きました。
来年のフランスオリンピック日本代表として
「カノア」の次に、今のところ一番近い位置にいるのかと思いきや
選考基準が複雑で、CTでのカノアと和井田リオの順位にも大きく左右される様で
奥さんも息子から説明受けたけど、良く分からないとの事なので
私はもっと分かりません・・・。
でも流石です。千倉に籠もって居たら、こんなワールドワイドな話は聞けません。

して、一路千倉に向けて走り出すと、ライン電話の呼び出し音が
「国雄さん、私今サンライズでサーフィンして、真後ろ走ってます」
「何で俺って分かったの!?」「そんな色した車でしかもナンバーが・・・」
「そっか太東のガストで停まって」
なんと締めくくりは、みなさん知らない方がほとんどかと思いますが
友人の娘さんで、茅ヶ崎から館山に移住して来た「さおり」でした。
「なんだ言ってくれれば一緒に来たのに」「まさかこんな遠く迄・・・と思ったので」
今日はいつにもまして、色んな人に逢う一日となりました・・・。

これは玲王君が、千倉の教習所に合宿で来ていた時で
もう8年も経つんだ、みんな若いなあ・・・。

「久し振りのショートトリップ」

一昨日「U田」先輩から「明日鎌倉方面に行きたいけど、一人じゃ心細いから一緒にどう!?」
「それとTシャツも欲しいので持って来て」と電話を頂き
「そういう誘いは断るものじゃない」と言うのが、生活信条の私としては快諾。
して翌朝(31日)あらゆるコンディション(ビッグウエーブは除く)にも対応出来る様にと
6`2からロング迄4種類のボードを、ハイエースに詰め込み「いざ鎌倉」
「U田」先輩と妻はこちらのピークへパドルアウト。
私はこちらのレフトへお邪魔しました。
ここのクラシカルポイントについて、私がコメントするのは
おこがましいので止めときますが
久し振りに、真のローカルに守られた秩序有る海で、ストレスフリーで波に乗れた。
と言うのが正直な感想・・・。
ここでサーフィンさせてもらうのは、かなり久し振りで
以前はローカルの皆さんとは、コンテスト等でお会いする機会も有りましたが
コロナ禍の影響も有り、4〜5年振りの方々がほとんどでした。
まずは「お邪魔します」の挨拶にソロリソロリとピークへ
そこに居ても乗る順番は決まっていて、私の乗れる波は無いので
そこから少しずれた所にも、良いスエルがシフトして入って来るピークが有り
そこに狙いを定め、5〜6本乗って終了。
その後潮が上げてブレークしづらくなり
皆さん上がって来ながら口々に「鈴木さん良い時間帯に当たったよ」と
サイズ的には頭前後でしたが、セット間も長かった事も有り
なんと一度もドルフィンしていません。(途中でワイプアウトする事無く波が無くなる迄乗れたので)

妻は「抱井」さんに「良いターンしてるね、いつの間に上手くなったの!?」と
褒められたとご満悦。(バリ合宿の成果か・・・。)

普段は波が無くても一度(ひとたび)スエルが入ると、ワールドクラスな波があちこちで立つ
リーフポイントを有する鎌倉エリアには脱帽ですね・・・。
ローカルの皆さん有難うございました。

珊瑚礁本店でランチのあと、小町通りでショッピングしてフェリーにて帰宅。
中々充実した一日となりました・・・。
「U田」先輩ランチご馳走様でした!

 

 

「バリツアー」Chapter 11.

3月3日(金曜日)今日はひな祭りかな。
今朝も日課のエアポートリーフをチェツクすると、予報通り西風が弱くここは満を持して
「あそこ」へ向かうことに・・・。
28年振りに訪れた「聖地」をチェツクする妻。
私が25年ぶりに訪れた3年前には、参加していないので
変貌を遂げた「聖地」を見るのは初めて、もっとも当時はサーフィンをやってなかったけど。
センターのピークはオーバーヘッドは有りますが
これまたラッキィーな事に各ピークに5人前後、トータルでも30人位と空いている。
「俺は入るけどどうする!?」「端っこだったら乗れるッペ」と二つ返事。
ガイドのアテンダントの元、良い波に乗っていた様です・・・。
ちゃんと波に乗った人には、写真のお土産が待っています。


タイトルを付けるなら
「お転婆娘(オバサン)なんちゃってウルワツの波に乗る」長えなあ・・・。
まあ、しじゅう過ぎてからサーフィン始めて、50も後半に来て「初スランガン」に
「初ウルワツ」と良い冥土の土産になったそうです・・・。

3年前のサイズだったら、果たして太刀打ち出来ただろうかと思う程
ウルワツに限らず、体力の衰えを痛感した旅でした・・・。

お馴染みのワルンで一休みしてホテルへ。

ガイドの「ニョーマン」さん、今回もお世話になりました!
バリ最後の晩餐。私は牛肉で締めました。

毎晩訪れる「流しのオジさん」(日本では殆ど見かけなくなりました)に
クラプトンの「Wonderful Tonight」をリクエストして熱唱する「ぽんことオヤジ」

 

これから21時半にチェックアウトして空港へ。
明朝8時半には成田着予定です。

「最後までお読みいただいた皆様ありがとうございます」
もっと詳しい土産話をという方は、是非ご来店のほどよろしくお願いします!

[バリツアー」Chapter10.

3月2日(木曜日)朝から晴れ!
雨季なので仕方の無い事ですが、一日中晴れ渡る日がほとんど無く
外に居てもそこ迄の暑さを感じず、むしろ日本の猛暑の方がヤバいかも・・・。

今日は明日の最終日に西風が弱まり「聖地」で、ワンチャン有るかも
というガイドさんの話を聞き体力温存の為、私は完全休養日と決め込み
ゆっくりとビュッフェスタイルの朝食を味わう。
そう言えば以前は、日本食ぽいのが有りましたが
日本人が泊まらないので、無くなっていました。なので仕方なくパン食(昭和の呼び方)

妻は昨日No Surfだったし、明日が「聖地」だったら無理なので
今日は入りたいとのリクエストに答えて、レンタルバイクにニケツしてクタビーチ迄。
最後にクタビーチに来たのは、およそ30年近く前になりますが
その変貌ぶりにビックリ仰天。
砂浜がえぐられて猫の額ほどしか無く、護岸の為かこんな状況でした。
クタビーチに行った事の有る方なら、目が点状態かと・・・。
しかも流れ着いたであろう流木やプラスチックゴミが、ビーチを埋め尽くし
「BEACH  DUSTMEN」がフル稼働していました。
して妻は7`6のソフトトップボードを、チョイスしていざ出陣。
まずは小手調べに小さ目のライトを、相変わらず器用です。
次はセットのレフト。
クタでこのサイズということは「聖地」は、かなり有るのでは(怖)

スクールも大盛況で、インドや韓国系の方が目立ちました。

以上現地より、コロナ禍後のクタビーチ最新情報をお伝えしました。
因みにレンタルバイクが、1日(24時間)で100,000ルピー(約900円)で
レンタルボードが1時間で同じく100,000ルピーです。
サーフィン系はスクールやその他、日本とあまり変わりません・・・。
クタビーチからレギアン通りを通って、ホテルに戻ろうとしたら
以前に比べかなり一通が多くなり、気が付けばかなりの大回りにて無事生還。
普段からカーナビに頼らず、太陽の位置などを参考に運転していたのが功を奏した様です。
ここで交通事故に巻き込まれるのと、バリアンでサメに噛まれる確率は
果たしてどちらがが高いのか・・・。

折角なので、たまにはプールでリラックスタイム。

泣いても笑っても明日は最終日、果たしてどんな波が待ち受けているのか・・・。

(続く・・・。)

「バリツアー」Chapter9.

3月1日(水曜日)
朝の日課、エアポートリーフカヌー乗り場迄の散歩からスタート。
今朝も西風強目で、東側エリアへ向かう事に。
なんと本日のポイントは、カノアが2019年にCT初優勝したあの「クラマス」。
コロナ前迄はJPSAの開幕戦が度々開催され、私自身も2015年にロングボードが同時開催され
た時に出場したことが有り、それ以来なのでおよそ8年振り。
こちら⬇はその時の練習中の一コマ。
今日の「クラマス」は「俺クラマスに入ったぜ〜」等と人には言えない程のサイズでしたが
妻は「ワンピーク」なのと「リーフのリスク」を鑑みてビデオ撮影に徹する事に。

まずは「旅の恥はかき捨て」的な「ぽんこつオヤジ」から・・・。
バリに来てから初のバックサイド、ていうか来る前もほとんどレフトばっかりだったので
かなり久し振りのライトブレーク・・・。
波のサイズとボード(6`6)が有って無いのは置いておいて、改善点が色々分かりました。

してこちらはガイドの「コミン」こと「ニョーマン」WESTのライダーで活躍した
「マディースイトラ」の弟さんです。

こんな凄いスプレー飛ばした、カッコ良いターンしてみたいです!!!
私はどなたか存じ上げませんが、クタやサヌールエリアのどこのポイントへ行っても
このレベルのローカルサーファーが、ひしめき合っているので
私の様なオッサンはガイドのアテンド無くしては、波には乗れません・・・。
そのガイド代は、ポイントの移動距離や人数にもよりますが
安くて1日5,000円/人が相場で、レベルに合わせて波の良いポイント迄案内してくれ
しかも一緒に海に入り、アドバイスを受けながら波にも乗せてくれる。
そう考えたら安いモンです。


という事で昼飯はローカル御用達のこちら

二人分で400円位。私は手前の魚のフライをチョイス。
骨に気を付けながら。ゆっくり食べました。

クタビーチの夕日を見て、ショッピングからのディナー。


今宵はショッピングモールのテラス席で、ライブを聴きながら・・・。

その後ホテルの部屋にこもり、こんな感じで編集しています。
そろそろ日本時間で12時半になります、メチャクチャ眠いです・・・・。

 

(続く・・・。)

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